イメージグラフィックアートデザイナー(漫画藝術表現家)になる為の日記

漫画家になる為に日々の方法を綴るブログです。

【アニメ映画】SAND LAND(ランドランド)の感想。

【SAND LAND(ランドランド)】
こちらは鳥山 明先生の作品で見たことがなかったので見てみたがやはり、見てみてよかった。さすが鳥山先生。ギャグとシリアスのバランスが本当にうまい‼
なんというか鳥山作品は作品のバランスが本当にうまいと感心させられる。

【良い点】
●シリアスとギャグのバランス●
普段は日常パートでありながら冒険のようにわくわくする場面もあるオープニングの始まりの仕方。ラオが魔族の人たちと出会ってからの水不足の真相を知るまでのパートはとてもわくわくする時間で
そこから魔王がゼウ大将軍をぶっ飛ばすところは劇場版オリジナルだけど盛り上がりを見せる為に敢えてこの演出だったんだけど原作みたいにアレ大将軍が撃破するかラオが決着をつけてほしかったな・・・
まぁ昔の漫画にある敵の媚びへつらう姿勢についつい油断するお約束の物語には飽きてしまった。
※ワンピースのお菊(菊之蒸)みたいにカン十郎と共にいた時間が20年ぐらいに体感で感じていた彼女(彼)の場合は少し分かるのだがこちらだとそうゆう風には感じないのでね。

●迫力のあるCG●
個人的にはドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーローよりも違和感のないCGでほとんど作画のいい手書きアニメーションが躍動感のある効果音や強調線や現実感のある生きてる立体感のある動きには
びっくりしたけどCG技術もやればここまで動かせるもんなんだなと思わせられた。

●バランスの取れた極少人数のキャラ達●
ベルゼブブ、シーラー、ラオ、アレ大将軍、ゼウ大将軍などメインキャラも少なくそれでいてしっかりキャラも経っていて全く持ってバランス配当分が全く壊れていないというのにも関心させられた。
特にベルゼブブ、シーラーは世話のやける主人公とそれを世話してサポートする重鎮役。ラオは頼りになるしっかり者、道するべとして。ゼウ大将軍は因縁のある敵。アレ大将軍は自分とこの部下だった男の
息子。などこれらのキャラ背景を単純な構図として 描いているのが本当に凄い。こうゆうのを単純故の最もシンプルで分かりやすい作品と呼ぶのだが正にその典型型といえるだろう。


【悪い点】
●ゼウ大将軍のやっつけ方●
唯一、批判する部分があればこれだけ。でも、主人公の手によってぶっ飛ばすというのも悪くないと思わせられる。
理想を言うならラオの手によって銃で仕留められてもよかったと思っている。でも、それじゃ子供向け作品らしくないか・・・
そこらへんはバランスの匙加減が難しいともいえるかもしれない。


【総評】
今までにないタイプの作品ともいえるが鳥山劇場作品をたんまりと味わせて貰いました。
久しぶりに劇場で見れて笑うタイプの作品でした。
ありがとうございます。鳥山先生。最高に素晴らしいものを見させてもらいました。